国産AR(拡張現実）アプリ「Sekai Camera」ローンチ！

頓知ドットより、今か今かとリリースが待たれていた
iPhone用元祖AR(拡張現実）アプリ、
「Sekai Camera（セカイカメラ）」が本日ローンチ致しました。

これはiPhone3GSの電子コンパスとwi-fiで位置情報を取得し、
iPhoneのカメラを通した画像に、「エアタグ」と
呼ばれる情報をオーバーレイ表示する事が出来ます。

カメラを覗くと、メッセージや写真が空中に浮かんでいる感じです。

実際に動いている様子は以下から

何も無い空間に情報が浮かび上がります。
アプリをAppStoreからダウンロード（無料）し、ユーザー登録（無料）
する事によって実際に写真やメッセージを
エアタグとして残す事も出来ます。
現状は全てがパブリック扱いです（全てのユーザーとの情報共有）

詳しくはコチラの公式ページにHowtoがありますので、
これからお試しの方は一読してみてください。

その他情報としては、、
●iPhone3GSと3Gに対応。但し3Gは電子コンパスが無いので
　位置情報に関して手動設定を行う必要がある模様。やはり3GS推奨。
●位置取得時Wi-fiをONにしておくと精度があがる模様。
●基本パブリックなのでセキュアな内容は登録NGと考えた方が良い模様。
●サーバー負荷過多によるログオン不可状態アリ。
　ID登録後はログオンしないとタグ情報取得できない仕様に
　なっているらしいので、現状不安定です。
●従ってID登録は後日トラフィックが落ち着いてからでも良いかも
　（ゲストはエアタグ閲覧可能。タグ登録は不可）
●運良くID登録できてしまったが、ログオンできなくてナンにも出来ない、
　ハマってしまった方は、一回iPhone側で削除し再度インストールで
　ゲストに戻れる模様。
●Twitterへの自動投稿の設定はどこにあるのか？
　全体「設定」画面のApp項目に「セカイカメラ」があります。
　そこでTwittr IDを設定すると自動的にエアタグとTwitter同時配信になります。
●どうやら処理機能優先のパワフル設計、バッテリどか食いの模様ですので
　エアタグ目的での徘徊には外部バッテリーが必須アイテムとなりそうです。

まだまだこれからのサービス、今が入り口って感じですが
拡張性や汎用性を考えると、限りなく今後の展開が楽しみな技術で
あることは間違いないでしょう。

同様のサービスとして「LAYAR」がありますが、コチラも注目ですね。。

Via tonchidot